今日は久しぶりのマルク検査。
マルク検査と言えば「丸い」「マイルド」という印象があって良い。
しかし日本名で言えば「骨髄穿刺(こつずいせんし)」となり、いきなり鋭く尖りだして痛そうな、それはそれは深刻な様相を帯びてくる。
何度、経験しても慣れないのはその名前のせいだろうか。
いや、ただ単に痛みのせいなのである。
よくよく考えると、もう15回くらいやっているが、検査を通告されると毎回震え上がる。
基本は一ヶ月前に知らされるのだが、その一ヶ月は気が気ではない日々となる。
そして1週間前ともなれば・・・、潜水師がグッと息を止める練習をするように、痛みの瞬間に合わせてグッと力を入れる練習をし始める。
僕の担当医は幸いにも経験豊富な血液学の大教授であって、マルク検査の運び方が巧妙である。
担当医とヘルプの看護士さんと患者(僕)でよくある軽い会話を交わしながら、じゃあ「まず麻酔ね、ちょっとチクッとするよ〜」などと言いながら、あれよあれよと骨に穴があいている。
もちろん、穴をあけられる本人は普段の会話を交わしているフリをしながら、その一挙手一投足に目を見張っているのだが・・・。
そして、ゴリゴリとワインオープナーのように細い針を食い込まれていき、最後のクライマックスである内部採取が行なわれる。
こうリアルに話を進めるといかにも恐怖におののいてしまうだろうが、もしこれから受ける人はどうかご心配なく。
日進月歩の勢いで進んでいる最先端医療であるから、注射針はどんどん細くなり、麻酔は良く効くように考慮され、患者はインターネットで情報を集めて最前の策で検査に臨み、先生や看護士さんは日々腕を磨き上げているのだ。
さて、検査も無事に終わり、止血帯をしてしばらく安静・・・
小一時間ほどで血も止まり、絆創膏にかえて任務終了。
今日のブログにはこんなことを書こうかなど思っていると、ちょうど麻酔が切れだして、針を刺した皮膚の表面はヒリヒリと、骨には鈍痛が戻ってくる。
しかし検査を終えた本人にとっては、なぜか心地よい安心感を与える痛みとなるのが人間の不思議なところだ。
よし!今日も頑張った、昼飯はラーメンだ!などと意気揚々に晩飯を食べる。
大汗をかきながら餃子も食べる。
すると張り替えた絆創膏がスルリと取れて、この汗が穴から骨の中へと入ってしまいはしないか、などと有り得ない心配をしてしまうのも小心者の不思議なところ。
今日はご近所の館林では38.9℃まで気温が上がったようです。
そう考えると、病院で検査を受けている自分よりも、この暑さの中で屋外労働をする方々の方がよほどハードなのかもしれない。
みなさん、暑い日が続きますので、水分補給や日陰での定期的な休息を忘れずにすごしてください。
ではでは、今日はゆっくりとしますか。
大好きな久石譲さんを聞きながら・・・。
今日の写真と、ピアノの曲がとてもマッチしてますね☆
なんかパーッ!という気分いなりました♫ありがとう。
>さや
コメントありがとう!
写真と曲がマッチしてる、なるほどー♪
写真を撮っている時って、こういう曲が頭に流れているのかもしれないね。
日本は早速、猛暑です。
いやいやそっちのが暑いか。