今でも変わらずあなたを想っています・・・

close out wave in cardiff

“サーフィンしたいしたい病” という病気があるならば、

最近のオレは完全にそれにかかり、さらにこじらせたらしい。

高校の頃、”童貞”をこじらせていた友人がいたが、

それは今は関係のない話だ。

少なくとも服用薬を飲み続けてるあいだはサーフィンができないと、

担当医と話しあってから、もうしばらくの時が過ぎ去っている。

「まぁ、5年は我慢かな」と高をくくってから、はや3年半の月日か・・・。

今までは体調のことや不安があって、波への気持ちは薄らいでいたが、

体が調子を取り戻していくほど波に乗りたい感情がふつふつと沸き立つ。

そして、波乗りを通して出会えた人々の気遣いを感じるたびに、

その人それぞれの向こう側に広がる海の景色がオレに語りかけてくる。

「海へはまだ戻らぬか?」

「波への強い想いはまだ持っているか?」

と、想像の化身となって語りかけてくるのだ。

思い起こせば、波に憧れ、カリフォルニアに住み始め、

文字通りサーフィンに明け暮れた。

白血病を知らせてくれたのも北サンディエゴの一本の波だった。

日に日に体に積もる体調の不安やおかしなくらい頻繁に出ていた鼻血や内出血。

そんな不安を隠しながら、または気づかないフリをしながら、

やりすごしていた生活を、一本の波が断ち切らせてくれた。

きっと海が助けてくれたのだと、今でも本気で思っている。

「恵まれた日々に感謝し、海に畏敬の念を抱き、波に想いを寄せる。」

人はそんな想いだけを頼りにして生きていける強い生き物なのかもしれない。

いつもお世話になっている得士さんが編集長を務める「SF1ST(サーフファースト)」誌!!

リニューアルしてから第3弾の「SF1ST #084」発売中です!

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SF1ST #084
SURF MEDIA MAGAZINE
12月28日(月曜日)発売

SURF1からSF1STに改名第3弾!

本のカタチも小さくスマートに。
(米SURFE誌と同じくらいの大きさ)

電車やバスで読んだり、持ち運びにも便利なコンパクトサイズ。

ジーパンの尻ポケットに二つ折して入る大きさ!

サーファーを刺激する雑誌「SF1ST」12月28日(月曜日)発売です。

邦題はサーフファースト、2003年3月の創刊以来「サーフィン=波乗り」を第一に考えるライフスタイルを実践するコアサーファーを軸に、その豊かな生き方をハイクォリティな写真や文章で表現してきました。冠ロゴには「SURF1」サーフィンNo.1、波乗+第一と唱い続けて参りましたが、#082号よりロゴを「SF1ST」に変更、新たなる刺激が求める気持ちと、時代をリードする流れに身を任せリニューアルしました。

いかがですか?新しくなった「SF1ST」サーフファースト。

本屋さん、サーフショップ、7-11さん、一部コンビニでチェックしてくださいね。

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