こんにちは!
帰国後、小山市立車屋美術館の企画写真展をお手伝いしています。
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第3回企画展「土門拳が撮った昭和 風貌」
@小山市立車屋美術館
2009年10月3日[土]−11月23日[月・祝]
※開期中、一部展示替えがあります。
前期:10月 3日[土]−10月30日[金]
後期:10月31日[土]−11月23日[月・祝]
アクセス:〒329-0214 栃木県小山市乙女3-10-34 (マップ)
お問い合わせ:0285-41-0968
特別協力:土門拳記念館
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この「風貌」では土門拳さんの渾身のポートレイト作品がズラリと並び、まさに昭和の顔・日本の近代史を物語ります。
展示作品も教科書に載っていた偉大な作家さんや草月流初代家元の蒼風さん、棟方志功のあの有名な写真など、間近にオリジナル作品を見れるので手伝いをしていてとても勉強になります。
土門さんのお弟子さんから撮影話や写真をどうやって撮ったか、また「リアリズム写真の突き詰め」と「土門拳のとても人間臭い一面」など楽しい話は写真心の刺激になります。
作品例はこんな感じ。
川端康成・勅使河原蒼風・棟方志功・永井荷風・志賀直哉・古今亭志ん生・・・などなど。
たくさんの著名人のポートレイトを展示してます。
個人的な感想としては、
「この作家さん、学校の教科書で読んだことあるけど、こんな顔してたんだ!」なんていう驚きもあって、特に志賀直哉はかなりのイケメン親父って佇まいです。
あと、仏像がほんとに生きているように撮られていてその表面の質感まで伝わってきます。
写真とはとことん観察なんだなあ、って再認識。
山形県の土門拳記念館でしか見れない作品が、今なら栃木県小山市にて見られます。
お近くの方はぜひいかがでしょうか!
PS.
受付にて写真展記念冊子¥500が販売されています。
そのなかに僕の名前も記載していただきました。
そちらもぜひ!!
お初かきこみさせてもらいます、西村です!
土門さんすかー!土門さんって仏像関係ですか??
僕も仏写真関係の仕事をしてるので、仏像の写真がのってるのをみて、
書き込まずにはいれませんでした。
仏は奥がふかいですね。
>nishimuraさん
コメントありがとうございます!
西村さんも寺社のお仕事が多いですね。
土門さんといえば古寺の仏像が有名のようですね。
特に室生寺には魂を奪われていたらしいですよ。
釈迦如来の写真は大いなる母の雰囲気をだしていて凄いなあって感じました!
ホント仏は深いですねぇ・・・。
土門さんの写真、一度ゆっくりみてみます!
仏像写真ならうちの社長小川光三の写真もぜひ見てみてください。
僕の中で仏像写真の根底が覆されました。
あれほどかっこよく仏像写真をとる人はいません!…
って社長ほめすぎですが…
>nishimuraさん
小川光三さんの仏像もすばらしいですね!
http://www.askaen.co.jp/
室生寺の釈迦如来像は土門さんも全く同じものを撮っているのにまるで違う。
撮られた時代や仏像の補修などの関係でも違うんでしょうけど、光と陰の出し方でまるで変わるんですね。
写真家の個性って、けっきょく光の捉え方ですべて決まってくるんだろうな。
仏像って古来からの人々の祈りを内包しているから、その奥深さを肌で感じられるんでしょうね。