俺に聞け!



俺に聞け、などとたいそうな題をつけることもないのですが、

徳間書店から、

『「がん」は患者に聞け!』 吉田健城&がんサポート編集部(編)

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こちらが出版されました。

がんと闘病した16人の記録をインタビューとしてまとめられたものです。

大橋巨泉や山田邦子など、錚々たるメンバーの中に、極めて未熟者である私も参加させていただいております。

子供の頃、大好きだった初代タイガーマスク、そのライバル(虎ハンター)で赤いロングパンツが印象的な小林邦明さんもインタビューを受けております。

病気に関する記録というのは書いてある事など少し重いかなって敬遠されがちですが、パラパラっと読んでみたところ、インタビュー形式っていうのが良いみたいで、読みやすい内容になっていて「なるほど〜」な感じです。

多くのがんは治療でなんとかなる時代に入っていますから、きっと患者さんが前向きになれる本です。

がんサポート誌からインタビューを受けたのは、たしか夏の暑い時期。

放射線治療で抜け落ちた髪が生え変わってきた頃だったことを思い出します。

一度ツルリンパになった髪はまず赤子の産毛のように生え出し、伸びてくるとクリクリの天然パーマのようなクルリンパ状態になります。

その後、何度も生え変わっていくうちにだんだんと元の髪質に戻ってきました。

いまではだいぶストレートな髪質に戻ってきていて、指を通してもスルリンパとなります。

放射線の後にまた髪が生えてくるのかが心配になった人は、ツルリンパがクルリンパでスルリンパと覚えておくとよいでしょう。

ハイ、みなさんで〜、ツルリン・・・、

おっと、本日は真面目な話題でいこうと思っていたのに、不謹慎にもすみません!

つじつまを合わせる様なことを言うつもりはありませんが、闘病にはポジティブシンキングがヒジョーに大事になります。

実際、笑う事で免疫力が向上するという科学的調査もおこなわれているようです。

どんなに深刻な状況でも、笑顔とユーモアだけは忘れずに乗り越えたいものですね!