寝起きのリレー

雫石(しずくいし)の若者がマングースの夢を見ているとき、

熊本の娘が青空の熊本城を見上げている。

佐渡島の少女が塩っ辛い顔をしながら塩辛を食べるとき、

東京の少年は漫画を読みながら朝のトイレに長居する。

この日本では、

いつも忙(せわ)しない朝が始まっている。

ぼくは朝のコーヒーを飲むのだ。

インスタントの苦味を味わいながら。

そうしていわば、ボケた脳みそを活性化させる・・・。

起きた直後の鳥の鳴き声に耳を澄ますと、

すぐ耳元で鳴り響くスヌーズ機能の目覚ましアラームにドキリとする。

それはぼくが寝起きの悪いことを知っている、

スマートフォンの仕業なのだ。

そんなズレた日曜の朝も、たまにはいい。

(寝起きから敬愛する谷川俊太郎氏をパロディしてみました。)